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英語に自信がないを終わりにする

Miwa’s book shelf #4 “The 12 Days of Christmas”

約 5 分

Miwa’s book shelf

このコーナーでは、Miwa の本棚から、とっておきの英語の本をご紹介していきます。英語の本といっても、小説などのようなストーリーを追うタイプの本ではなく、

  • 創意工夫がある本
  • 眺めるだけでも楽しい本
  • 英語圏の人々の文化や考え方に触れることができる本

などを中心に選んでいきたいと思います。

今回は、もう10年以上も前に、大切な友人からもらったクリスマスの本です。動画にしましたので、まずは見てみてください!

 

ふーーーーーーー!! これを12番まで全部歌いきるのはたいへん! でも、クリスマスの時期になるとよく歌っていた曲だったので、なんとかできました。

背景と歌詞の意味

子供たちも学校でこの歌を習ってきましたが、少し歌詞が違っていました。古い歌にはよくあることですが、細かいメロディーや歌詞は、何バージョンもあるんですね。

さて、歌詞ですが、これは「クリスマスの12日」という歌です。でも、クリスマスが12日もあるなんて、って思いませんか? そう、クリスマスそのものはキリストの誕生日である12月25日なのですが、キリスト教圏では、クリスマスの前後にも、さまざまな儀式や、クリスマスを祝うしきたりがたくさんあるのです。

宗派によってだいぶ違いますが、クリスマスの前には Advent といって、キリストの誕生を待ち望む期間があります。クリスマスの後は、Epiphany といって、東方の三博士が訪れ、キリストの誕生が世に知らしめられたことを祝う12日間があります。”The 12 Days of Christmas” は、この Epiphany を歌った歌だといわれています。

  1. partrdige(山うずら)
  2. turtledoves(キジバト)
  3. French hens(フランスの雌鶏)
  4. calling birds(呼子鳥)
  5. gold rings(金の指輪)
  6. geese(ガチョウ)
  7. swans(白鳥)
  8. maids(メイド)
  9. drummers(太鼓をたたく人)
  10. pipers(笛吹き)
  11. ladies(貴婦人)
  12. lords(貴族)

といった贈り物が、毎日次々と贈られて、それを大切に歌っているのですね。聴いているとおわかりにように、積み上げ歌にもなっていて、歌詞もウィキペディアをはじめ、いろいろなバージョンが見られますので、ぜひ歌ってみてくださいね。

ポップアップ絵本の第一人者 Robert Sabuda

この絵本、本当にステキだと思いませんか!

「こんな形が紙の絵本で実現できるなんて!」「このサイズの絵本から、こんなに大きなものが飛び出してくるなんて!」Robert Sabuda の絵本には、いつでもそんな驚きがいっぱいです。

この “Alice’s Adventures in Wonderland”(『不思議の国のアリス』)や “The Wonderful Wizard of Oz”(『オズの魔法使い』)などは、日本でも人気があるので見たことがある人も多いでしょう。これらも Robert Sabuda の作品です。

私はアリスやオズなども持っていますが、この 12 Days of Christmas は、物語の本とはまた雰囲気が違ってとてもステキです。ページをめくるごとに目に飛び込んでくるのは、ポップなのにやさしい色合い。そして、ひとつひとつのデザインの発想がとても豊かです。

これは、ケーキの上に6羽のガチョウがのっていて、ケーキについたフォークがこんなふうに絵本の端から飛び出すんですよ。驚きです!

12 days of christmas 6

また、これは11人の貴婦人が踊っているところですが、大きな鏡のついたドレッサーの上で優雅に舞っているところです。絵本の上にこんな四角い立体を出せるだけでも驚きですが、さらにきれいな貴婦人が11人も。その繊細さにも驚かれることでしょう。

7番目の贈り物の白鳥は、スノードームに入っています。本を開いたり閉じたりすることで、舞い散る雪と7羽の白鳥が、こんなに複雑な動きをするんですよ。

10人の笛吹きは、切り絵で表現されています。10人の笛吹きのシルエットを、ハサミで切り抜いているところなんですよ。このページも、予想を超えた動きでした。

Robert Sabuda のポップアップ絵本、ぜひ手にとって見てみてください。何度開いてみても飽きない、驚きと感動に満ちていますよ!